サッカー女子 プロリーグ名称「WEリーグ」に決定 来年秋に開幕

サッカー女子 プロリーグ名称「WEリーグ」に決定 来年秋に開幕
来年秋の開幕を目指しているサッカー女子の新しいプロリーグの名称が「WEリーグ」に決まりました。
これは、日本サッカー協会の田嶋幸三会長や女子新リーグ設立準備室の佐々木則夫室長などがオンラインで記者会見して発表しました。

それによりますと、来年秋の開幕を目指しているサッカー女子の新しいプロリーグの名称を「WEリーグ」に決めたということです。

「WE」は、「Women Empowerment」を略したもので、女性たちが輝く社会の実現と発展に貢献するという理念が込められています。

また、新リーグのロゴも発表され、名称の「WE」の文字の前にサッカーボールや日の丸を表すドットをつけたシンプルなデザインになっています。

さらに新リーグを、現在のなでしこリーグの上位に位置づけ、当初は6チームから10チームの参加を予定していることや、海外のリーグに合わせて秋から春にかけて日程を組むこと、そして、3年以内に、クラブの役職員の半数以上を女性とすることなども明らかにされました。

佐々木室長は「サッカーで女子のプロ選手という職業が確立され、少女たちの夢の受け皿となる。そこを核にさまざまな雇用が生まれ、人々の生き方の選択肢を広げる。それを体現するリーグにしたい」と話していました。

「WEリーグ」の参入基準

サッカー女子の新しいプロリーグ「WEリーグ」の参入基準です。

各クラブは、Jリーグと同じようにホームタウンを設定し、チームの名称には地域名を入れることが義務づけられています。

また、15人以上の選手とプロ契約を結ぶとともに、監督またはコーチで女性の指導者を1人以上所属させ、役職員も半数以上を女性にすることが条件となっています。

また、資金面では、入会金と年会費に、それぞれ2000万円が必要とされています。

このほか、座席数が5000席以上あり、ホームゲームの8割以上を開催できるホームスタジアムを持つことや、18歳以下、15歳以下、12歳以下の3つのカテゴリーで育成組織を持つことも条件となっています。

当初、6チームから10チームの参入を予定していますが、申請の状況によっては増やすことも検討されています。

サッカー協会田嶋会長「3つの取り組みが重要」

日本サッカー協会の田嶋幸三会長は、「WEリーグ」に名称が決まったサッカー女子の新しいプロリーグについての会見で、「女子の普及には、リーグのプロ化に加え、なでしこジャパンが東京オリンピックでのメダルを獲得すること、さらに日本が立候補している2023年の女子ワールドカップ招致を成功させることが重要になる」と話し、現在進めている3つの取り組みの重要性を強調しました。

そのうえで、2023年の女子ワールドカップの開催地が今月25日に決まることについて、「ことし2月に行われた視察の評価がまだ出ていない。オリンピックのメダル、リーグのプロ化、招致と3つがそろえばベストなシナリオになる。視察の評価を踏まえて勝算などを判断していきたい」と話しました。