米抗議デモ “差別は病気だ” NYでコロナ治療の医師ら訴え

米抗議デモ “差別は病気だ” NYでコロナ治療の医師ら訴え
人種差別の問題をめぐり全米各地で抗議デモが続く中、ニューヨークでは新型コロナウイルスによる感染症の治療にあたる医師や看護師が集まり、長年の人種差別の結果、黒人をはじめとしたマイノリティーの健康が損なわれていると訴えました。
ニューヨークの中心部、タイムズスクエアで行われた抗議活動には、ニューヨークとその周辺の医療機関で働くおよそ1000人の医師や看護師が参加しました。

アメリカでは新型コロナウイルスによる死者の中で黒人やヒスパニックなどのマイノリティーの割合が高く、経済的な事情で適切な医療を受けられない人が多いことなどが原因だと指摘されています。

参加した人たちは「差別は病気だ」などと書かれたプラカードをかかげて集まり、「差別はもうたくさんだ」などと叫んで、人種差別に抗議しました。
そして、最後に全員がひざまずいて、全米で行われている抗議活動への連帯を示しました。

抗議に参加したニューヨークの病院の医師は「背景には、長年の人種差別の結果生まれた経済や医療の格差がある。新型コロナウイルスの流行によって、改めて医療現場での人種問題に光があたっている」と話していました。