東京都心 2日の人出はコロナ感染拡大前の5~7割水準に

東京都心 2日の人出はコロナ感染拡大前の5~7割水準に
東京都心の2日の人出は前の週と比べて増加しました。感染拡大前と比べると5割から7割ほどの水準に戻っています。
NTTドコモは、携帯電話の基地局の情報を基に、プライバシーを保護した形で全国の人出のデータをまとめています。

それによりますと、東京都内の2日午後3時時点の人出は、1週間前の先月26日と比べると、
▼新宿駅周辺で23.1ポイント、
▼銀座周辺で21.5ポイント、
▼渋谷センター街周辺で19ポイント、
▼大手町周辺で12.6ポイント、それぞれ増えました。

6月に入って出勤する人の数が増えていることに加え、デパートなどの商業施設の営業が再開していることも影響しているとみられます。

一方、2日の人出を、ことし1月中旬から2月中旬の平日の平均と比べると、
▼新宿駅周辺で33.2%、
▼銀座周辺で29.1%、
▼渋谷センター街周辺で37.2%、
▼大手町周辺で52.8%、それぞれ減少し、人出は感染拡大前と比べて5割から7割ほどの水準に戻っています。

このほか、先月25日に緊急事態宣言が解除された埼玉、神奈川、千葉、北海道の2日の人出を感染拡大前と比べたところ、
▼大宮駅周辺で31.5%、
▼横浜駅周辺で23.9%、
▼千葉駅周辺で17.1%、
▼札幌駅周辺で16.6%の減少でした。