生活困窮の留学生に給付支援 成績要件の撤廃を 野党側会合

生活困窮の留学生に給付支援 成績要件の撤廃を 野党側会合
新型コロナウイルスの影響で、生活が厳しい学生らに行う給付支援について、野党側の会合で外国人留学生や議員から、留学生に設けられている成績の要件を、撤廃するよう求める意見が出されました。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、立憲民主党など野党側は、外国人留学生も生活に困窮しているとして、政府側からヒアリングを行いました。

はじめにベトナムからの留学生が「アルバイトが減り、月に13万円あった収入が3万円になった」などと、窮状を訴えました。

そして、留学生や議員からは、生活が厳しい学生らに最大で20万円を給付する支援について「学業成績と生活の困窮度合いは関係がない」などとして、留学生に設けられている成績の要件を撤廃するよう求める意見が出されました。

これに関連し、文部科学省の担当者は「要件は目安で、学校が必要と認めれば給付対象となる」と説明しました。