神奈川県の感染者 緊急事態宣言解除後減少傾向続く 新型コロナ

神奈川県の感染者 緊急事態宣言解除後減少傾向続く 新型コロナ
神奈川県内では緊急事態宣言が解除されたあと、1日までの1週間(5/26~6/1)で、37人の感染者が発表されました。人口10万人当たりの感染者数は0.40人となっていて、政府が緊急事態宣言の解除を判断する際に目安の1つとした0.5人は下回っています。また、その前の1週間(5/19~5/25)に発表された感染者は57人だっため、新たな感染者の減少傾向も続いています。

新規感染者の感染経路

NHKのまとめによりますと、1日までの1週間に発表された37人のうち、57%にあたる21人は感染者の濃厚接触者であるなど、感染経路をたどることができる一方、43%にあたる16人は分かっていません。

経路をたどることができる感染者のうち6人は、集団感染が起きた横浜市と小田原市の合わせて3つの病院の入院患者や看護師でした。

死者

一方、神奈川県内で新型コロナウイルスで死亡した人の数は、これまでに86人にのぼっています。

性別が明らかにされていない1人を除くと
▽男性が56%にあたる48人
▽女性が44%にあたる37人となっています。

年代別では
▽30代が1人
▽40代が2人
▽50代が2人
▽60代が11人
▽70代が20人
▽80代が31人
▽90代以上が16人で
年代が不明な3人を除くと70代以上が70人と84%を占めています。

死亡した人のうち60%近い51人は、これまでに感染者が5人以上のクラスターが発生している病院の入院患者や介護施設の入所者などで、特に横浜市旭区にある「聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院」では、最も多い12人が亡くなっています。