高校野球独自大会 東京は遅らせて来月18日開幕へ 新型コロナ

高校野球独自大会 東京は遅らせて来月18日開幕へ 新型コロナ
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夏の全国高校野球と地方大会が中止となるなか、東京都の高校野球連盟は独自の大会の日程について、選手たちが少しでも練習時間を確保したうえで大会に臨めるようにするため、開幕日を来月11日から18日に遅らせることを決めました。
東京都高野連は1日夜、会見を開き、新型コロナウイルスの影響で中止となった夏の全国高校野球の東東京大会と西東京大会に代わる独自の大会の日程について、開幕日を来月11日から18日に遅らせると発表しました。

その理由について、都の高野連は、段階的な教育活動の再開を目指す東京都が策定した都立学校の感染症対策と学校運営に関するガイドラインでは、授業時間を考えると練習にあてる時間がほとんどなく、少しでも練習時間を確保して大会に臨めるようにするためだとしています。

また、大会はトーナメント方式をとり、試合は無観客で行うことにしていますが、具体的な運営の在り方は今後検討していくということです。

東京都高野連の武井克時専務理事は「甲子園にはつながらないが、チームで頑張ってきた成果を発表できる場を作ってあげたい」と話していました。

各地の高野連でも3年生にとって集大成となる試合の場を設けようと代わりの大会の開催に向けた動きが進んでいます。