イギリス 一部の小学校が約2か月ぶりに再開

イギリス 一部の小学校が約2か月ぶりに再開
イギリスでは、新型コロナウイルスの感染のピークは過ぎたとして、一部の地域でおよそ2か月ぶりに小学校が再開しました。
イギリスでは、新型コロナウイルスの感染者は27万人以上、死者は3万8000人を超えていますが、政府は感染のピークは過ぎたとして、外出制限などの緩和を進めています。

このうち、およそ2か月にわたって休校が続いている学校についても、段階的に再開していく方針で、1日からはイングランドの小学校で、1年生や6年生など一部の学年の登校が始まりました。

このうちロンドンの学校では、子どもたちが保護者に連れられて登校し、学校の担当者は入り口で子どもたちを1人1人確認しながら、校内に迎え入れていました。

娘を送ってきた母親は「少し緊張しますが、娘は長い間、友達と会えないのをさみしがっていたので、よかったと思います。学校はきちんと対策をとっているので大丈夫だと思います」と話していました。

学校の再開をめぐっては、安全性への懸念から子どもを登校させない保護者もいるほか、学校によってはウイルス対策の準備が間に合わないとして再開の時期を遅らせるケースも目立っていて、対応が分かれる事態となっています。