第2次補正予算案 与党側は10日採決提案 野党側は集中審議要求

第2次補正予算案 与党側は10日採決提案 野党側は集中審議要求
衆議院予算委員会の与野党の筆頭理事が会談し、与党側は、第2次補正予算案について、来週審議に入り、10日に採決を行いたいと提案しました。

これに対し野党側は、東京高等検察庁の黒川前検事長の問題などをめぐって集中審議を行うよう、改めて求めました。
会談で与党側は、今年度の第2次補正予算案について、来週11日の成立に向けて、政府が8日に提出したあと、衆議院予算委員会で趣旨説明を行い、9日と10日に質疑を行ったうえで、10日のうちに採決し、参議院に送りたいと提案しました。

これに対し野党側は、東京高等検察庁の黒川前検事長の問題や政府の「持続化給付金」の事務の委託をめぐって集中審議を行うよう求め、「確約がないかぎり、提案は受けられない」と述べ、折り合わず、引き続き協議することになりました。