学校再開 子どもの悩みの電話相談も再開 横浜

学校再開 子どもの悩みの電話相談も再開 横浜
緊急事態宣言の解除を受け、各地で学校が再開する中、横浜市では、子どもの悩み相談を受け付けるNPO法人が1日から活動を再開しました。
18歳以下の子どもを対象に電話で悩み相談を受け付けている、横浜市のNPO法人「よこはまチャイルドライン」は、遠方から通うボランティアスタッフも多く、4月から活動を休止していましたが、1日、再開しました。

再開にあたり、電話に対応するボランティアの人数を半分に減らしたうえで、電話は共有を避けて使うたびに消毒するなどの対策をとっていました。

1日は、午後4時の再開と同時に早速電話が寄せられ、担当のボランティア2人が子どもたちの声に耳を傾けていました。

活動を休止する前の3月の時点で「コロナ関連のニュースが続いていて怖い」とか「友達と会えなくて寂しい」「母親が怖くなった」といった相談が寄せられていたということです。

「よこはまチャイルドライン」の能登夕美子事務局長は「学校も再開し、新たな生活様式や環境に対する不安が出始めていると思う。第2波、第3波への警戒も続けながら、子どもたちの気持ちをじっくりと受け止めていきたい」と話していました。