京都 宇治の世界遺産 平等院 約2か月ぶりに拝観再開

京都 宇治の世界遺産 平等院 約2か月ぶりに拝観再開
世界遺産に登録されている京都府宇治市の平等院がおよそ2か月ぶりに1日から拝観を再開しました。
世界遺産に登録されている宇治市の平等院は、ことし4月から拝観を休止していましたが、緊急事態宣言が解除されたことを受けて、1日、拝観を再開しました。

新型コロナウイルスの感染防止策として、受け付け近くに消毒液を設置したほか、鳳凰堂の内部の拝観は検温を義務化し、1回当たりの定員もこれまでの半数に当たる20人ほどに減らしたということです。

参拝した50代の男性は「あすから大阪への通勤も始まるので、その前に来ました。『3密』などにも気をつけながら参拝します」と話していました。

平等院の神居文彰住職は「参拝は重要な宗教行為だが、感染拡大前に戻ることはなく新しい世界が始まるのではないかと思っている。感染をしない、させないことが必要なので、距離を取るなどの対策に取り組んでいきたい」と話していました。