栃木 日光 世界遺産の東照宮など 拝観受け入れ再開

栃木 日光 世界遺産の東照宮など 拝観受け入れ再開
栃木県日光市の東照宮などでは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止していた拝観の受け入れを1日、およそ1か月半ぶりに再開しました。
拝観受け入れを再開したのは、世界遺産に登録されている栃木県日光市の東照宮と輪王寺、それに二荒山神社です。

栃木県の休業要請の対象にはなっていませんでしたが、自主的に拝観の受け入れを中止したあと、およそ1か月半ぶりに再開し、このうち日光東照宮では午前9時に表門が開かれました。

入り口の受付所やお札やお守りの受付所には、飛まつ感染を防ぐためのシートが設置され、マスク姿の職員などが対応に当たっていました。

また、拝観に訪れる人に対しては消毒液の使用を促したり、放送でマスクの着用や周りの人と距離をとるよう呼びかけたりしていました。

以前は、平日でも訪れる人が大勢いましたが、1日の午前中はまばらで、埼玉県から訪れた40代の飲食業の男性は、「インターネットで再開を知り、やって来ました。周囲の人と密にならないよう気を付けて拝観します」と話していました。

日光東照宮の阿部恵一郎総務課長は「拝観がまたできるようになって日光の町に活気が戻ることを願っています。感染をしない、させないことを心がけて訪れてほしい」と話していました。