北九州 感染確認の児童が通う小学校で消毒作業

北九州 感染確認の児童が通う小学校で消毒作業
30日に男子児童が新型コロナウイルスに感染していることが確認された北九州市の小学校で、校舎の消毒作業が行われました。
新型コロナウイルスの感染確認が相次いでいる北九州市では、30日、小倉南区の葛原小学校に通う男子児童1人の感染が確認されました。

これを受けて市の教育委員会は、31日からこの小学校を閉鎖し、委託を受けた業者が教室の机やいすなどの消毒作業を行いました。

市の教育委員会によりますと、葛原小学校は1日から臨時休校となり、教職員全員の出勤も取りやめるということで、授業を再開する時期は現時点で決まっていないということです。

保護者2人が感染の保育園でも消毒作業

北九州市の保育園に通う園児の保護者が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたことを受けて、31日、この保育園の消毒作業が行われました。

新型コロナウイルスの感染確認が相次いでいる北九州市では、小倉南区の葛原保育園に通う園児の保護者2人の感染が30日までに確認されました。

市によりますと、2人はクラスターが発生した「北九州総合病院」の医療スタッフで、29日までの間、園児の送り迎えのために保育園を訪れていたことがわかったということです。

このため保育園から委託を受けた業者が31日、保育室や事務室など園内のすべての場所を消毒しました。

この保育園は6月1日から臨時休園となりますが、現時点で再開の時期は決まっていないということです。