中国 製造業の景況感指数 2か月連続で前月下回る コロナ影響
中国の今月の製造業の景況感を示す指数は、先月よりやや低下し、2か月連続で前の月を下回りました。海外からの受注に関する指数が低迷していて、海外での感染拡大が中国の景気回復に向けた課題となっています。
中国国家統計局は、毎月、製造業3000社を対象に景況感を調査する製造業PMI=購買担当者景況感指数を発表しています。
31日に発表された今月の製造業PMIは、50.6となり、先月よりも0.2ポイント低下しました。
景気判断の節目となる50は上回ったものの、2か月連続で前の月を下回っていて、景況感の改善が鈍ってきています。
中でも、関連指標として公表されている海外からの受注に関する指数が、35.3と、節目の50を大幅に下回る状況が続いています。
アメリカやヨーロッパでの感染拡大の影響で輸出が落ち込んでいるとみられ、中国の景気回復に向けた課題となっています。
一方、同時に発表された非製造業のPMIは53.6と、先月よりも0.4ポイント改善しました。
統計当局は、地方政府などが行っている消費拡大に向けた政策が効果を発揮し始めていることなどが背景にあるとしています。
31日に発表された今月の製造業PMIは、50.6となり、先月よりも0.2ポイント低下しました。
景気判断の節目となる50は上回ったものの、2か月連続で前の月を下回っていて、景況感の改善が鈍ってきています。
中でも、関連指標として公表されている海外からの受注に関する指数が、35.3と、節目の50を大幅に下回る状況が続いています。
アメリカやヨーロッパでの感染拡大の影響で輸出が落ち込んでいるとみられ、中国の景気回復に向けた課題となっています。
一方、同時に発表された非製造業のPMIは53.6と、先月よりも0.4ポイント改善しました。
統計当局は、地方政府などが行っている消費拡大に向けた政策が効果を発揮し始めていることなどが背景にあるとしています。