学校再開 机に段ボールのついたて 和歌山 新型コロナ

学校再開 机に段ボールのついたて 和歌山 新型コロナ
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新型コロナウイルスの影響で休校していた学校が来月1日から再開するのに合わせて、和歌山県串本町では、飛まつの拡散を防ごうと、子どもたちの机に段ボール製のついたてを設置することになりました。
和歌山県串本町では町内すべての小中学校で来月1日に授業を再開します。これを前に、子どもたちの感染対策を強化しようと、飛まつの拡散を防ぐための段ボール製のついたてを机の上に設置することになりました。

29日、このついたてが各校に届き、古座小学校では、教室や音楽室で使うためのついたて81枚を教職員が組み立てていました。ついたての真ん中の部分には透明のフィルムが貼られ、教職員が座って、黒板の見え方などを確かめていました。

古座小学校の貴志純子校長は「このついたてを使うことで子どもたちが安心して授業を受けられると思うので、とてもありがたいです」と話していました。

串本町教育委員会の鈴木一郎教育次長は「来週から学校が再開するが、感染リスクはまだゼロではない。より安心安全な学校再開に向けて取り組んでいきたい」と話していました。