福岡 北九州市を除き休業要請を解除 来月1日から 新型コロナ

福岡 北九州市を除き休業要請を解除 来月1日から 新型コロナ
福岡県は、接待を伴う飲食店などへの休業要請について、新型コロナウイルスの感染確認が急増している北九州市を除いて来月1日の午前0時で解除することを決めました。一方、北九州市については来月18日まで要請を継続します。
福岡県は29日夜、県の対策本部会議を開き、接待を伴う飲食店、カラオケボックス、ライブハウス、スポーツジムやスポーツ教室に対する休業要請について、北九州市を除く県内のほかの地域では、期限が終わる来月1日の午前0時で解除することを決めました。

一方、新型コロナウイルスの感染確認が急増している北九州市内の接待を伴う飲食店とライブハウスは、感染リスクが高いとして、来月18日まで休業を要請することを決めました。

県は、要請を継続する北九州市内の接待を伴う飲食店などに対し、県独自に要請期間中の家賃の1割を補助します。

また、県立学校のうち北九州地区の学校は来月1日から1週間、学年別や学級別に登校日や登校時間をずらす「分散登校」とすることを決め、市町村立の学校や私立学校には、県立学校の対応を参考にして判断するよう求めています。

このほか福岡県は、県民に対する不要不急の外出自粛要請は解除するものの、来月18日まで、北海道、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県への移動は慎重にするよう呼びかけることを決めました。

さらに、県外の観光客を積極的に呼び込むのは来月19日以降とし、全国的な人の移動を伴う大規模なスポーツイベントなどは来月19日以降、まずは無観客で開催して、7月10日以降、段階的に参加人数を増やすよう求めています。