東京都「ステップ2」へ 休業要請緩和の施設 どんな対策必要?

東京都「ステップ2」へ 休業要請緩和の施設 どんな対策必要?
東京都は、緊急事態宣言が解除されて休業していた施設が営業を再開するにあたり、感染拡大を防ぐための対策をまとめた事業者向けのガイドラインを更新しました。この中では来月1日に「ステップ2」に移行することに伴い、休業要請が緩和される施設についても対策の例がまとめられています。
▽スポーツジムでは、マシンの汗を拭くためのタオルの共用を避けて使い捨てにすることや、バイクやトレッドミルは隣の利用者との間隔を確実に2メートル以上空けること、それに、スタジオプログラムなどの集団レッスンは、当面、呼吸が激しくなるものは休止したり、岩盤浴やサウナも入場制限を行って密な状況となる場合は、当面、中止したりすることをあげています。

▽映画館では、前後・左右を空けた席の配置とし間隔を十分に確保することや、上映の前後に人が滞留しないよう段階的に入退場を行うこと、それに、上映の際には、来場者に対しスクリーンを活用して感染防止策を周知することをあげています。

▽百貨店ではエレベーターが混雑しないように人数を制限することや、化粧品のカウンセリングは客と真正面では行わず接客の時間にも気をつけること、それに、店舗が混雑する時間帯を周知し混雑を避けた時間の来店を呼びかけることをあげています。

▽学習塾では、教室などで生徒と講師の間隔を1メートルから2メートル確保することや、必要に応じて講師がフェースシールドを着用することなどをあげています。

都はこのガイドラインをホームページで公開しています。