三菱自動車 6月も2つの工場で一時生産停止 コロナ影響

三菱自動車 6月も2つの工場で一時生産停止 コロナ影響
新型コロナウイルスの感染拡大で車の需要の落ち込みが続いていることから、三菱自動車工業は、愛知県と岐阜県にある2つの工場の生産を来月も一時的に停止することを決めました。
三菱自動車によりますと、愛知県岡崎市にある岡崎製作所と、岐阜県坂祝町にある子会社の工場で、来月2日から12日まで生産を一時的に停止します。

また、岡山県倉敷市にある水島製作所ではSUV=多目的スポーツ車などの生産ラインを来月3日から12日まで、一時停止します。

三菱自動車は、世界的な車の需要の落ち込みを受け、今月も一時的に生産を停止したり、夜勤の生産を取りやめるなど、大幅に生産量を減らしていましたが、来月も生産調整が続くことになります。

これらの工場で働く従業員については「一時帰休」とし、休業中の給料の大部分は会社が支払うことにしています。

このほか、トヨタ自動車も来月の4日間、国内に15あるすべての自動車工場で、一部の生産ラインを除いて稼働を停止するほか、日産自動車も来月、国内3つの工場の生産を一時停止することにしていて、新型コロナウイルスの感染拡大による自動車の生産への影響が続いています。