東海道新幹線 運行本数 週明け以降まず去年の8割程度に JR東海

東海道新幹線 運行本数 週明け以降まず去年の8割程度に JR東海
JR東海の金子慎社長は緊急事態宣言の解除を受けて、東海道新幹線の運行本数を来月1日以降、去年の8割程度の水準まで戻したうえで、利用者数の状況を見ながら、さらに増やしていく考えを示しました。
東海道新幹線は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、5月1日から28日までの利用者数が、去年の同じ期間と比べて91%もの大幅な落ち込みになりました。

JR東海は、東海道新幹線の運行本数を今月は去年の6割程度に減らしていますが、緊急事態宣言の解除を受けて、来月1日以降は去年の8割程度の水準まで戻す計画です。

これについてJR東海の金子慎社長は、29日の記者会見で「観光も徐々に再開ということで需要の急回復は難しいが、だんだん利用者は増えていくとみている。利用の状況を見ながら本数を増やしていきたい」と述べ、運行本数をさらに増やしていく考えを示しました。