ホストクラブがカフェに 営業再開の見通し立たず 新型コロナ

東京 新宿区のホストクラブは、休業要請の段階的な緩和を示した都のロードマップで解除の時期が示されず、営業再開の見通しが立たないことから、当面、カフェとして営業し、厳しい状況を乗り切ろうとしています。
カフェとしての営業を始めたのは新宿 歌舞伎町のホストクラブ「CLUB DARLIN」です。

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため3月から営業を自粛していましたが、ホストクラブは休業要請の段階的な緩和を示した都のロードマップで、「今後の国の方針などを踏まえて対応を検討する」とされ、再開の見通しが立っていません。

このため店は今月18日から、夕方の時間帯にカフェを始めることにしました。

29日はスーツ姿の男性従業員がフェイスシールドとマスクを着け、訪れた女性客に手の消毒やうがいをしてもらったあと、席に案内しました。

感染を防ぐため客の隣に座っての接客はせず、女性客はコーヒーなどを飲みながら友人との会話を楽しんでいました。

ホストクラブで通常、席に着くと加算されるチャージ料は請求されず、飲食代だけで利用できるということで、子どもとともに訪れた女性もいました。

訪れた女性は「ホストクラブはふだんは行きませんが、気軽に利用できました。感染防止対策もしていて、安心して『非日常』を味わえました」と話していました。

店を経営するReo会長は「まだまだ営業は厳しいが、新しい取り組みをとり入れ雇用を守りたい」と話していました。