世界遺産の姫路城 きょうから敷地内への入場が再開 新型コロナ

世界遺産の姫路城 きょうから敷地内への入場が再開 新型コロナ
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新型コロナウイルスの影響で営業を休止していた兵庫県の世界遺産、姫路城は、緊急事態宣言の解除を受けて、28日から敷地内への入場が再開されました。
先月9日から営業を休止していた姫路城は、天守閣などの建物を除いた敷地内への入場を再開し、午前8時半の開門とともに待っていた観光客などが次々と場内に入りました。

感染防止のため、入り口には消毒液が置かれたほか、入場券売り場では距離を空けて並ぶよう2メートル間隔で地面に印が付けられました。

さらに、敷地内は左側通行とし、すれ違う人と近づかないですむようにしています。

訪れた60代の男性は「晴れた空にしっくいの白さが映えて、姫路城らしくてよかった。全面公開になれば、また来たいです」と話していました。姫路城は、来月15日から建物内への入場も再開するということです。

姫路城管理事務所の春井浩和所長は「ようやく再開できたという思いです。これからたくさんの人に来てほしいと思っており、来場者の誘導などの際には感染防止を徹底したい」と話していました。