「気晴らしに」緊急宣言下の首都高暴走 「ルーレット族」送検

「気晴らしに」緊急宣言下の首都高暴走 「ルーレット族」送検
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新型コロナウイルスの影響で、緊急事態宣言が出されていた先月、東京の首都高速道路で、制限速度を50キロ以上上回るスピードで車を運転したとして、大学生らが書類送検されました。「道路がすいていると思い気晴らしに走りに来た」と供述しているということです。
書類送検されたのは、いずれも東京都内に住む21歳の大学生と22歳の会社員です。

警視庁によりますと、2人は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、東京都に緊急事態宣言が出されていた先月下旬、首都高速道路の都心環状線で制限速度を50キロ以上上回るスピードで、それぞれ乗用車を運転した疑いが持たれています。

2人は都心環状線などをレース場のように走り回る、いわゆる「ルーレット族」で、調べに対して大学生は「外出自粛で道路がすいていると思い気晴らしに走りに来た」などと、供述しているということです。

警視庁によりますと、緊急事態宣言が出されていた先月7日以降、首都高速道路では騒音やあおり運転などに関する通報や苦情が大幅に増えていたということです。