“ライブハウスは原則着席で” 大阪府のガイドライン案判明

“ライブハウスは原則着席で” 大阪府のガイドライン案判明
大阪府が、休業要請を継続しているライブハウスや接待を伴う夜の飲食店などを対象とした、感染予防の独自のガイドラインの案が判明しました。ライブハウスについては、ステージと客席の間を一定程度離すか、アクリル板や透明のカーテンで遮蔽することなどを求めています。
大阪府は、休業要請を継続しているライブハウスや、接待を伴う夜の飲食店などについて、要請の解除に向けて、感染予防の指針となる独自のガイドラインの作成を進めていて、その案が判明しました。

ライブハウスと、接待を伴う飲食店、それにバーの3業種を対象に、感染予防の対策が盛り込まれていて、ライブハウス向けには、施設内は原則着席とし、できない場合は客どうしの距離を一定程度離すとともに、ステージと客席の間も一定程度離すか、アクリル板や、透明のカーテンなどで遮蔽することを求めています。

また、接待を伴う飲食店向けには、テーブルの間をパーティションで区切り、距離も最低1メートル空けることや、会話は控えめにして、BGMを聴くことを勧めるよう検討することなどが盛り込まれています。

さらにバー向けには、カラオケをする際には、最低1メートルの距離をとった上で、客にマスクか、目や顔を覆う防護具などをつけるよう、理解を求めることなどが盛り込まれています。

大阪府は、府のガイドラインに基づいた対策の徹底を条件に、28日に開く対策本部会議ですべての休業要請を解除する方向で最終調整を進めています。