今年度の輸入枠 脱脂粉乳は大幅減 バターは維持 新型コロナ

今年度の輸入枠 脱脂粉乳は大幅減 バターは維持 新型コロナ
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で国内の在庫が増えているとして、農林水産省はヨーグルトの原料である脱脂粉乳の今年度の輸入枠を大幅に減らすと発表しました。一方、バターについては外出自粛にともない家庭での消費が増えているとして輸入枠を維持します。
政府は海外から輸入するバターや脱脂粉乳の枠の数量を年度ごとに設定していて、今年度、令和2年度はバターが2万トン、脱脂粉乳が4000トンとなっています。

このうち脱脂粉乳について、農林水産省は今年度の輸入枠を大幅に減らし750トンとすることを決めました。
その理由について農林水産省では、新型コロナウイルスの感染拡大で全国で学校給食が休止になったことなどから、余った生乳を長期保存しやすいバターや脱脂粉乳に加工することが増え、国内の在庫が増加したためとしています。

一方、バターについては在庫は増えているものの、外出自粛にともないお菓子やパンなどに使うため家庭での消費量が大幅に増えているとして、輸入枠を維持します。

農林水産省は「バターの消費は急増しているものの乳業メーカーが増産を続けていることから、品薄状況は徐々に改善に向かう見込みだ」としています。