“宣言解除後も感染拡大リスク ゼロにできない” 菅官房長官

“宣言解除後も感染拡大リスク ゼロにできない” 菅官房長官
菅官房長官は、閣議のあとの記者会見で、「外出の自粛や、『3密の回避』をはじめ、国民の皆さんの多大なご協力によって、爆発的な感染者の増加を回避し、きのう、緊急事態宣言を解除することができたが、解除後も、感染拡大のリスクをゼロにすることはできないと思っている」と述べました。
そのうえで、「今後、『新しい生活様式』を定着させ、感染拡大防止に向けた業種別のガイドラインの実践を前提として、感染リスクをコントロールしながら、段階的に社会経済活動のレベルを引き上げていきたい」と述べました。

公明 山口代表「医療体制の再構築を」

公明党の山口代表は、記者会見で「緊急事態宣言が解除になったが、必ずしも安全が確認されたわけではない。社会経済活動を段階的に再開するとともに、新しい生活様式を実践していくことが大事だ。今後、第3波、第4波が来ることも視野に、医療の体制をしっかりと再構築していくことが重要で、検査体制を強化することにも力を入れなければならない」と述べました。