25日の人出 各地で減少率が縮小 通勤などで外出増加か

25日の人出 各地で減少率が縮小 通勤などで外出増加か
緊急事態宣言が最後まで継続されていた首都圏の1都3県と北海道の25日の人出は、感染拡大前と比べて30%から70%前後の減少となりました。ただ1週間前と比べると、各地で減少率が縮小していて、人出が増加しつつあることがうかがえます。
NTTドコモは、携帯電話の基地局の情報をもとにプライバシーを保護した形で全国47都道府県の人出のデータをまとめています。

それによりますと、25日の東京都内の各地の人出は、感染拡大前のことし1月中旬から2月中旬の平日の平均と比べて、
▽丸の内周辺で70%、
▽大手町周辺で66.2%、
▽新宿駅周辺で58.8%、
▽渋谷センター街で57.7%それぞれ減少しました。

また、神奈川、埼玉、千葉の3県では、
▽横浜駅周辺で48.9%、
▽大宮駅周辺で48.2%、
▽千葉駅周辺で29.2%、それぞれ減少しました。

▽札幌駅周辺は、52.4%の減少でした。

一方、各地の人出の減少率を1週間前の月曜日と比べると、
▽千葉駅周辺が20ポイント以上縮小したほか、
▽横浜駅周辺も9ポイント余り、
▽渋谷センター街も5ポイント余り縮小するなど各地で減少率は縮小しています。

通勤などで外出する人が増えつつあることがうかがえ、緊急事態宣言の解除を受けて、26日以降、人出がどれだけ増えるか注目されます。