佐賀県 高校総体と野球 合同で代替の地方大会開催 新型コロナ

佐賀県 高校総体と野球 合同で代替の地方大会開催 新型コロナ
新型コロナウイルスの影響で全国高校総体や夏の全国高校野球が中止となる中、佐賀県ではそれぞれの地方大会に代わる独自の県大会を合同で開催することになりました。大会は来月からおよそ1か月半の日程で行われる予定です。
佐賀県の山口知事は25日、記者会見を行い、中止となった県高校総体と夏の全国高校野球佐賀大会に代わって、野球を含む大半の競技が参加する独自の県大会を行うことを明らかにしました。

大会は佐賀県や県の教育委員会などの共催で、来月13日から7月30日までの期間行われます。

25日現在で陸上や水泳、野球や弓道など29競技30種目が実施される予定です。

県によりますと、野球を含めた総合大会の開催は佐賀県が全国で初めてだということです。

感染リスクを避けるため開会式は行われませんが、試合会場では席の間隔を開けるなどいわゆる「3密」に注意して観客を入れる予定で、それが難しい場合は試合の模様をオンラインで配信することも検討するということです。

山口知事は「高校生が『あの年は大変だったけど頑張ったよ』と語れる大会にしたい。ぜひ盛り上げていただきたい」と述べました。