休業要請緩和 対象外のナイトクラブなど 早期再開求める声

休業要請緩和 対象外のナイトクラブなど 早期再開求める声
ナイトクラブなどの飲食店が軒を連ねる東京 銀座では、営業再開に向けた見通しを早く示すよう求める声が出ています。
東京都は、緊急事態宣言が解除されたあと、休業要請を段階的に緩和するなどとしたロードマップを示しましたが、ナイトクラブやスナックなどの「接待を伴う飲食店」は、緩和の対象に含まれていません。

銀座でナイトクラブやスナックを4店舗経営する望月明美さんは、営業再開の見通しが立たないため、当面は、女性が隣に座って接客するのをやめ、スナックを居酒屋の形にして営業再開することを目指しています。

25日は、店の入り口に靴の消毒をするマットを敷き、スリッパに履き替えて店内に入れるようにしたり、客席の間隔を保つため、いすに貼り紙をしたりして準備を進めていました。

望月さんは「お客さまが安心して店に来られるよう、銀座でいちばんの衛生管理をして、緊急事態宣言が解除されれば営業再開できると期待していたが、今は暗たんたる気持ちだ。店で働いている女性の中には、シングルマザーも20人ほどいて、本当に生活に困っている。営業再開に向けたガイドラインをしっかり示していただき、少しでも早く再開したいというのが心からの願いだ」と話しています。