ウッズ選手などゴルフ慈善試合 新型コロナ対策支援に21億円余

ウッズ選手などゴルフ慈善試合 新型コロナ対策支援に21億円余
新型コロナウイルスの感染症対策を支援しようと、ゴルフのタイガー・ウッズ選手などが24日、アメリカでチャリティーマッチを行い、日本円で21億円余りが集まりました。
このチャリティーマッチは24日にフロリダ州で行われ、男子ゴルフのメジャー大会で15回優勝のタイガー・ウッズ選手と、メジャー大会で優勝5回のフィル・ミケルソン選手が対戦しました。

ウッズ選手は、NFL=アメリカプロフットボールリーグで史上最高のクオーターバックとも言われたペイトン・マニングさんと、ミケルソン選手は現役のNFLスター選手のトム・ブレイディ選手と、それぞれペアを組む豪華な顔ぶれとなり、全米に中継で放送されました。

感染防止対策のため無観客で行われた対戦は、プレー中にテレビを通じて視聴者に寄付が呼びかけられました。

18ホールの対戦では、前半はペアのうち、どちらかのいいスコアをホールごとに採用し、後半は1つのボールをペアが交互に打つ方式で行われ、ウッズ選手とマニングさんのペアがワンアップで勝ちました。

注目を集めたこのチャリティーマッチでは2000万ドル、日本円で21億6000万円の寄付金が集まり、今後、感染防止対策や医療従事者の支援などに役立てられることになっています。