米高官 “G7は6月下旬 ホワイトハウスなどに各国首脳招いて”

米高官 “G7は6月下旬 ホワイトハウスなどに各国首脳招いて”
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アメリカ政府の高官はG7サミット=主要7か国首脳会議について、来月下旬、ホワイトハウスなどに各国の首脳を招いて行う方向で調整していることを明らかにしました。
トランプ政権で国家安全保障問題を担当するオブライエン大統領補佐官は24日、ホワイトハウスで記者団に対し、G7サミットについて「各国の首脳が出席してここで開くことになると思う。おそらく6月の終わりだろう」と述べました。

場所については、主にホワイトハウスとしつつ、一部はワシントン近郊にある大統領専用の山荘、キャンプデービッドを利用する可能性もあるとしています。

そのうえで、オブライエン補佐官は「民主主義を支持する国々と、新型コロナウイルス後の対応やわれわれの価値観をどのように守るか話し合いたい」と述べ、アメリカが新型コロナウイルスへの対応などをめぐって対立する中国についても話し合いたいという考えをにじませました。

また、オブライエン補佐官は24日、CBSテレビに出演した際、G7サミットについて「各国からはよい反応がある」と述べたほか、開催にあたっては参加者全員に検査を受けてもらい、安全な環境で行いたいと強調しました。

トランプ大統領は詳しい日程や場所について今週前半にも明らかにする考えを示しています。