“漁師カード”モデルが直売「コロナに負けないで」青森 むつ

“漁師カード”モデルが直売「コロナに負けないで」青森 むつ
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新型コロナウイルスの影響で外食を控える動きが続く中、新鮮な魚介類を自宅で味わってもらおうと、漁で鍛えた、たくましい肉体の漁師たちによる直売が青森県むつ市で開かれました。
漁師による直売は魚の消費拡大のため、青森県などが3年前から行っていますが、今回は感染拡大の影響で外食を控える動きが続く中、自宅で新鮮な魚介類を味わってもらおうと企画されました。

むつ市のスーパーには、水揚げされたばかりのホタテやサーモンといった今が旬の魚介類30種類以上が並びました。

店頭に立つのは漁で鍛えた、たくましい肉体を持つ漁師など10人余りです。なかには胴長姿でその肉体をアピールする、県の『漁師カード』のモデルとなった人もいます。

午前9時の開店と同時に客が次々と訪れ、お目当てのものを購入すると、魚介類とともに『漁師カード』を受け取っていました。

むつ市の60代の男性は「カードが欲しかっただけでなく、新型コロナウイルスで大変な時期だと思い、少しでも応援しようと来ました。青森の地酒と一緒にじっくり味わいます」と話していました。

直売に参加し、カードのモデルになっている漁師の奥崎大輔さんは「カードをきっかけに、地元の魚を食べてウイルスに負けないよう過ごしてもらいたい」と話していました。