3か月ぶり“ひこにゃん”登場 コロナ感染防止で50m離れて

3か月ぶり“ひこにゃん”登場 コロナ感染防止で50m離れて
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滋賀県彦根市では23日から国宝 彦根城の公開が再開され、市の人気キャラクター「ひこにゃん」もおよそ3か月ぶりに姿を見せました。
国宝 彦根城は、新型コロナウイルスの影響で、3月5日から公開を休止していましたが、23日から天守など一部の建物を除いて公開を再開しました。

城の庭園には市の人気キャラクター「ひこにゃん」が、およそ3か月ぶりに登場し、訪れた人たちと交流しました。
感染を防止するため、ひこにゃんとは池をはさんで50メートルほど距離がとられましたが、訪れた人たちは互いに距離をとりながら、ひこにゃんを写真に収めたり、手を振ったりして楽しんでいました。

滋賀県栗東市の50代の男性は「会いたくてしかたなかったので、とてもうれしかったです。ひこにゃんに会えて気持ちも明るくなりました」と話していました。

彦根市によりますと、これまでひこにゃんは市内の商店街などにも出かけていましたが、人が密集するのを防ぐため、今後しばらくは城の庭園だけに登場するということです。

市では当面の間、県外からの訪問は自粛するように呼びかけています。