全日空とスカイマーク 6月の国内線運航本数を増加へ

全日空とスカイマーク 6月の国内線運航本数を増加へ
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で大規模な運休・減便を行っている全日空とスカイマークは、緊急事態宣言が解除される地域が増える中で来月は、国内線の運航本数を今よりも増やすことになりました。
全日空が発表した国内線の運航計画では、今月は、1日当たり2往復となっている羽田と大阪を結ぶ便を来月は6から8往復に増やすほか、羽田と福岡を結ぶ便も今月の3から4往復の運航を来月は7から9往復にします。

運休している羽田空港と岡山や熊本、宮崎などを結ぶ路線は、来月、1日1往復で運航を再開します。

一方、来月、運休や減便となるのは1万5900便余りで全体の70%と依然として高い水準ですが、85%だった今月に比べれば回復に向かうことになります。

また、スカイマークも羽田や福岡、神戸を発着する路線を中心に来月前半は運航本数を増やす計画で、運休と減便の割合は今月の85%から来月は80%に減ります。

両社によりますと、緊急事態宣言が解除される地域が増える中で、来月は、国内線の予約でわずかに回復する傾向が見られるということです。

一方、日本航空が来月前半に予定している国内線の運航計画では、今月と同じ水準の72%を運休や減便とすることにしています。