サッカーくじ「toto」23日から販売再開 新型コロナ

サッカーくじ「toto」23日から販売再開 新型コロナ
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中断していたサッカーくじの「toto」などの販売が、ドイツリーグが再開したことを受けて23日から再開されることになりました。運営団体は「スポーツ振興の財源確保を図っていきたい」としています。
JSC=日本スポーツ振興センターが運営するサッカーくじの「toto」などは、新型コロナウイルスの影響でJリーグやドイツリーグなど対象の試合が中断したことから、販売ができない状況になっていました。

こうした中、今月中旬にドイツリーグが再開したことを受けて、JSCは23日からサッカーくじの販売を再開すると発表しました。

サッカーくじは売上金のうち払戻金や経費などを除く収益の一部が、スポーツ振興の助成に充てられており、昨年度は938億円余りの売上金のうち、150億円ほどが今年度の地域のスポーツ施設の整備や国際大会の開催支援などに配分されています。

JSCは「スポーツを自由に楽しめる日常を取り戻すためにも、スポーツ振興の財源確保を図らなければならないとの思いで販売を再開する。『スポーツを支える1つの選択肢』として理解してもらえるよう取り組んでいく」としています。