韓国 ナイトクラブの集団感染200人超える 新型コロナ

韓国 ナイトクラブの集団感染200人超える 新型コロナ
韓国のナイトクラブで発生した集団感染で、これまでに感染が確認された人は200人を超えました。韓国では20日から高校3年生が登校していますが、生徒の感染が確認されたため登校を取りやめた学校もあり、影響が続いています。
ソウルの繁華街、イテウォン(梨泰院)にあるナイトクラブで今月初めに発生した新型コロナウイルスの集団感染について、韓国政府は21日、これまでに感染が確認された人は206人になったと発表しました。

このうち、実際にナイトクラブを訪れたのは95人で、これらの人からの感染者が111人となり、感染が広がっています。

ソウル近郊のインチョン(仁川)では、ナイトクラブを訪れた学習塾の講師から感染が広がっていて、小規模なカラオケ施設を訪れた高校生2人の感染が確認されたため、インチョン市(仁川市)は21日、こうした施設の営業中止を命じました。

また、韓国では20日から高校3年生が登校していますが、インチョンでは、60を超える高校で、21日は登校を取りやめました。

さらに、南部のテグ(大邱)でも21日、新たに高校3年生の感染が確認され、この生徒が通う高校では、いったん登校した生徒たちを急きょ帰宅させていて、影響が続いています。