千葉 新たに2人の感染確認 死亡は44人に 新型コロナウイルス

千葉 新たに2人の感染確認 死亡は44人に 新型コロナウイルス
千葉県は新型コロナウイルスへの感染が確認されていた60代の男性1人が死亡したほか、新たに2人の感染が確認されたと発表しました。
千葉県によりますと、死亡したのは県内の医療機関に入院し新型コロナウイルスへの感染が確認されていた60代の男性です。

男性は、先月上旬に38度台の発熱があったあと医療機関に救急搬送され、ウイルス検査で感染が確認されました。集中治療室で人工心肺装置『ECMO』による治療を受けていましたが、20日午後2時ごろ、亡くなったということです。

21日は柏市でも男性1人の死亡が発表され、これで千葉県内で亡くなった感染者は44人となりました。

また、新たに感染が確認されたのはいずれも野田市に住む20代と60代の男性2人です。2人とも別の病気の治療のため、それぞれ医療機関に入院していましたが、発熱などの症状があり検査の結果、感染が確認されたということです。ともに、現在、熱は下がり症状は落ち着いているということです。

21日は千葉市で1人の感染確認が発表され、これで県内で感染が確認された人は合わせて898人となりました。

一方、千葉県はPCR検査で感染が確認された人の割合を示す、いわゆる陽性率について公表を始めました。

その日までの1週間に陽性と判明した人数を検査した人数の合計で割って算出した数値で、最も高かったのは障害者施設で集団感染が判明した3月24日から30日までの1週間の17.6%でした。

その後は徐々に減少し、今月18日までの1週間は1.0%となっています。