防災無線で子どもたちのメッセージ放送 千葉 多古町

防災無線で子どもたちのメッセージ放送 千葉 多古町
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休校中の子どもに向け、先生が防災無線を通じてメッセージを発信した千葉県多古町で、今度は、子どもたちが寄せた元気な声を放送し、町民みんなを励まそうという取り組みが始まりました。
多古町は、先月から新型コロナウイルスの影響で休校が続く児童や生徒に向けた先生からのメッセージを防災無線で放送し、町民からも好評でした。

今月13日からは週に1回の臨時の登校日が設けられたことから、今度は、子どもたちにメッセージを寄せてもらって放送し、町民みんなを励まそうという取り組みが始まりました。

20日は中村小学校で、3年生の2人が「ごはんをたくさん食べ、ダンスをし、コロナウイルスに負けない体力作りをしています。みんなで頑張っていきたい」などというメッセージを交互に読み上げて先生に録音してもらいました。

このうち、萩原綾音さん(8)は「みんなに会えなくて悲しい。学校が始まったら校庭で一緒に遊びたい」と話していました。

子どもたちのメッセージは、1日に2回、順番に防災無線で放送され、多古町教育委員会の姫岡和哉係長は「困難なときでもみんなで頑張ることの大切さが伝わり、町全体が明るくなれば」と話していました。