プロ野球 阪神 藤浪 投手陣練習に参加 新型コロナ感染から回復

プロ野球 阪神 藤浪 投手陣練習に参加 新型コロナ感染から回復
新型コロナウイルスに感染し、退院後は自主練習を続けていたプロ野球・阪神の藤浪晋太郎投手が19日から始まったピッチャー陣の練習に参加し、「体の状態は万全で、開幕に向けて状態を上げていきたい」と意気込みを語りました。
藤浪投手は3月下旬、プロ野球界で初めて新型コロナウイルスに感染したことが分かり、退院後は2軍の球場で自主練習を行ってきました。

阪神は19日から甲子園球場で午前はピッチャー、午後は野手とポジション別に練習を再開し、藤浪投手も午前の練習に参加しました。

藤浪投手は矢野燿大監督など首脳陣が見守る中でキャッチボールを行ったあと、ブルペンで変化球を交えて65球を投げ込みました。

新型コロナウイルスに感染する3月下旬までは開幕ローテーション候補だった藤浪投手は、今後、最短で来月半ばにも見込まれるシーズン開幕に向けてアピールを続けます。

藤浪投手は「久しぶりにユニフォームを着て練習ができたので、『野球ができてうれしい』という気持ちだった。ブルペンの感触は悪くなく、ボール自体は走っていたと思う。体の状態は万全で、あとは技術的な部分をしっかり練習していきたい。開幕まで最短で残り1か月ぐらいになると思うので状態を上げていきたい」と意気込んでいました。