香川照之さん 虫デザインの子ども用マスク寄贈 新型コロナ

香川照之さん 虫デザインの子ども用マスク寄贈 新型コロナ
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緊急事態宣言が39県で解除され学校再開の動きが広がる中、俳優の香川照之さんが、新型コロナウイルスの感染予防に役立ててもらおうと、子どもにも親しみやすい虫をデザインした子ども用マスクを作り、寄贈しました。
香川さんは18日、東京・渋谷区の国立青少年教育振興機構を訪れ、子ども用の布製マスク1000枚を寄贈しました。

マスクにデザインされているのはてんとう虫やかまきりなどの昆虫です。

昆虫好きで知られNHKのEテレの昆虫番組にも出演している香川さんのもとに、「子どもがマスクをつけるのを嫌がるのでかわいいマスクを作ってほしい」という声が相次いだことから、みずからがプロデュースするブランドで新たに作ったということです。

マスクは洗って何度でも使えるということで、機構を通じて全国に配られるということです。

国立青少年教育振興機構の鈴木みゆき理事長は、「子どもたちは施設の中でも、虫を見つけると喜んで追いかけているので宝物になると思います」と話していました。

香川さんは「昆虫柄があることで、みんなの目が向くし、それで話が弾んだり、自然への思いが出たり、自然の大切さを感じたりすると思います。少しでも心が晴れるようにこのマスクをつけてもらいたいし、一日も早く、逆に、マスクがいらなくなる日が来ることを望んでいます」と話していました。