NY州知事がPCR検査呼びかけ 自身の検査も披露

NY州知事がPCR検査呼びかけ 自身の検査も披露
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アメリカで新型コロナウイルスの感染者が最も多い東部ニューヨーク州の知事は、経済活動の再開を進めるには感染の可能性がある人に積極的にPCR検査を受けてもらい、感染の実態を把握する必要があるとして、記者会見の場でみずから検査を受ける様子を披露し、協力を呼びかけました。
ニューヨーク州では16日の時点で感染者が35万人を超え、今も新たな感染者が1日に2000人前後発表されていますが、ニューヨーク市などの都市部を除く感染が収まりつつある地域では、15日から一部の業種で営業が再開されました。

一方で、州は経済活動の再開を進めるには、新型コロナウイルスの感染の広がりについて実態の把握を進め、感染源を抑え込んでいく必要があるとして、PCR検査の態勢の拡充などに取り組んでいます。

クオモ知事は17日の記者会見で、州内の700か所で1日当たり合わせて4万人を検査する態勢が整ったと発表しました。

そのうえで、感染が疑われる症状のある人や感染者と接触した人、それに感染者と接触するリスクが高いとされる仕事に従事する人などに積極的にPCR検査を受けてもらう必要があるとして、記者会見の場でみずから検査を受ける様子を披露し、協力を呼びかけました。