北海道で7人感染確認 道内感染者1000人超える 新型コロナ

北海道で7人感染確認 道内感染者1000人超える 新型コロナ
北海道内では16日、札幌市の5人を含む7人が新型コロナウイルスに感染したことが新たに発表され、道内で感染が確認された人は1000人を超えて延べ1006人となりました。また、感染した札幌市の70代の男性が死亡し、道内で亡くなった人は74人となりました。
新たに感染が確認されたのは、札幌市で5人、石狩地方で1人、オホーツク海側で1人の合わせて7人です。

札幌市で感染が確認された人のうち、40代女性はクラスターが発生している市内のコールセンターに勤務しているほか、70代女性は北海道がんセンターに入院しているということです。石狩地方の30代女性は札幌市北区にある介護老人保健施設「茨戸アカシアハイツ」の職員だということです。

これで道内で感染が確認された人は1000人を超えて、延べ1006人となりました。このうち札幌市の感染者は延べ620人となりました。また、これまでに、感染した札幌市の70代男性が死亡し、道内で亡くなった人は74人となりました。道内で治療を終えた人は延べ589人となっています。

札幌市は、入所者と職員85人の感染が確認されている「茨戸アカシアハイツ」について、感染拡大に歯止めがかからないことを重くみて、施設内に現地対策本部を設置したことを明らかにしました。対策本部がリアルタイムで現地の情報を把握し、施設側と感染防止対策を迅速に進めていくとしています。

札幌市保健福祉局の三觜雄保健所長は「対策本部に市の職員を常駐させることで現地の情報をタイムリーに入手し、感染防止対策にいかしていきたい」と話していました。