チリ 新型コロナ再び感染拡大 主要都市で人の移動や外出を規制

チリ 新型コロナ再び感染拡大 主要都市で人の移動や外出を規制
南米チリの政府は、新型コロナウイルスの感染が再び拡大しているとして、15日から首都サンティアゴなどの主要都市で人の移動や外出を規制することを決めました。
チリでは、1日当たり1万4000件の検査が行われるなど、南米で最も徹底した対策を行っている国と言われています。

一時は、主要都市を中心に感染が広がり、一部の地区で外出制限などの措置が取られましたが、先月末には、政府が「感染はピークを越えた」との見方を示し、規制も緩和されていました。

しかし、今月13日以降は新たな感染者が1日当たり3000人程度と急激に増えているため、チリ政府は、サンティアゴなど主な都市の全域を対象に、人の移動や外出を規制することを決めました。