WHO 新型コロナ抑え込むには誰もが医療受けられること必要

WHO 新型コロナ抑え込むには誰もが医療受けられること必要
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日本の国連代表部は、新型コロナウイルスに関する国際会議をオンラインで結ぶ形で開き、WHO=世界保健機関の幹部は、感染を抑え込むには、経済的に困窮せずに誰もが医療を受けられることが必要だとして、各国に対して早急に医療態勢の整備に取り組むよう訴えました。
この会議は、日本の国連代表部が呼びかけて、15日開いたもので、WHOやユニセフのほか100か国以上の国連大使らが出席しました。

議長をつとめた石兼公博国連大使は去年、国連ですべての人に質のよい医療を提供するUHC=ユニバーサル・ヘルス・カバレッジを推進する政治宣言が採択されたことを踏まえて、「ウイルスが深刻な影響を人々に及ぼしている今、この宣言に関与することは、より重要だ」と述べました。

これを受けて、WHOのヤカブ副事務局長も「ウイルスを抑え込むには、経済的に困窮せずに誰もが医療サービスを受けられることが不可欠だ」として、各国に対して早急に医療態勢の整備に取り組むよう訴えました。

また、ユニセフのフォア事務局長は、2014年に流行したエボラ出血熱が、ぜい弱な医療態勢を直撃して、はしかやマラリア、結核の対策を難しくしたと指摘し、新型コロナウイルスと並行して、他の感染症の対策にも備えるべきだと強調しました。