北京の日本人の団体 医療用ガウンを東京都に寄付へ 新型コロナ

北京の日本人の団体 医療用ガウンを東京都に寄付へ 新型コロナ
新型コロナウイルスの感染拡大で、日本国内で医療用の物資が不足していることから、中国 北京に住む日本人でつくる団体などが医療用のガウン4000枚を東京都に寄付することになり、15日、発送作業が行われました。
寄付を行うのは北京に住む日本人でつくる「北京日本倶楽部」と日系企業が加盟する「中国日本商会」です。

新型コロナウイルスの対応にあたっている日本国内の医療機関を支援しようと寄付を募ったところ、これまでにおよそ18万人民元、日本円で270万円余りが集まったということです。

今回は、その一部を使って医療用のガウン4000枚を東京都に寄付することになり、15日、団体のメンバーが発送作業を行いました。

ガウンは来週中には東京に届く見込みで、都内の8つの病院に配布される予定だということです。

北京日本倶楽部の谷徹雄会長は「われわれもいちばん苦しいときに日本の皆さんに支えてもらったので、わずかでも恩返しがしたいと思った。できることに引き続き取り組んでいきたい」と話していました。