トヨタ自動車 国内全工場で6月は4日間稼働停止へ コロナ影響

トヨタ自動車 国内全工場で6月は4日間稼働停止へ コロナ影響
新型コロナウイルスの感染拡大で、世界的に新車需要の低迷が続いていることから、トヨタ自動車は来月の4日間、一部の生産ラインを除いて国内すべての自動車工場の稼働を停止することを決めました。
発表によりますとトヨタは、来月5日、12日、19日、26日の4日間、国内に15あるすべての自動車工場で一部の生産ラインを除いて、稼働を停止します。

また岩手県にあるトヨタ自動車東日本の岩手工場、岐阜県にある岐阜車体工業、それに愛知県にある堤工場と田原工場など、7つの工場の合わせて10の生産ラインについては、この4日間を含めて最大で11日間停止するとしています。

このほか東京 羽村市にある日野自動車の羽村工場で、一部の生産ラインの体制を7月まで縮小し、岐阜車体工業では、生産体制を最長で8月まで縮小するとしています。これによってトヨタは12万2000台の減産を行うことにしています。

世界的に新車の需要が低迷する中、トヨタは今月も2日間、国内すべての自動車工場の稼働を止めていて、生産調整が続く形となっています。