ソフトバンク 大阪府に新型コロナ抗体検査キット1万個 提供へ

ソフトバンク 大阪府に新型コロナ抗体検査キット1万個 提供へ
大阪府の吉村知事とソフトバンクグループの孫正義社長がオンラインで会談し、大阪府がソフトバンクグループから、新型コロナウイルスに感染したことがあるかどうかを調べる抗体検査の検査キット1万個の提供を受けることになりました。
大阪府の吉村知事とソフトバンクグループの孫正義社長は15日の夕方、オンラインでおよそ30分会談しました。

この中で孫社長は「医療用資材の確保のめどがついたので、大阪府や政府、医療機関にどのような形で配分できるか、可能なかぎり要望にお応えしたい」と述べました。

これに対し吉村知事は「最前線の医療従事者を支え、新型コロナウイルスとのたたかいに打ち勝ちたいので、官民を超えて、孫社長のお力を借りたい」と応じ、大阪府がソフトバンクグループから、抗体検査の検査キット1万個を、無償で提供を受けることが決まりました。

吉村知事は会談のあと記者団に対し、「孫社長とは医療従事者をしっかり支えていこう、協力していこうとなった。5000個は医療従事者に、残りは府民の役に立つように使いたい」と述べました。