鹿児島での国体と障害者スポーツ大会 6月に開催可否を判断

鹿児島での国体と障害者スポーツ大会 6月に開催可否を判断
ことし10月に鹿児島県で予定されている、国体=国民体育大会と全国障害者スポーツ大会の開催について、三反園知事は15日、日本スポーツ協会と日本障がい者スポーツ協会の両会長とウェブ上で会談し、大会の開催について6月のできるだけ早い時期に結論を出すことで一致しました。
ことし10月予定の国体と全国障害者スポーツ大会は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う選手の安全確保の観点などから、開催について検討しています。

三反園知事は15日、県庁で、共催している日本スポーツ協会と日本障がい者スポーツ協会の両会長とウェブ上で会談しました。会議はいずれも冒頭を除いて非公開で行われました。

日本スポーツ協会によりますと、伊藤会長が三反園知事に対して8都道府県が依然緊急事態宣言下にあり、今後の推移の見極めが難しく、都道府県の予選会の6割以上が延期や中止を検討しているほか、早期に開催の可否を求める声や公平・公正な選手選考ができないという意見が多いことなどを伝えたということです。

また、今後については全国から集まる選手の安全を確保したうえで、開催できるかを判断するという見通しを示したということです。

会議後、県は三反園知事のコメントを発表し「両協会とスポーツ庁と県で引き続き調整を進め、6月のできるだけ早い時期に結論を出すことで認識が一致した」としています。

大会の開催について三反園知事は今月18日に、スポーツ庁の鈴木長官とウェブ上で会談する予定です。

伊藤会長「鹿児島県が長年にわたり準備 重く受け止めている」

日本スポーツ協会は、伊藤会長が鹿児島県の三反園知事とのオンライン形式による会談で、両者とスポーツ庁、それに日本障がい者スポーツ協会で協議を進め、来月中に開催可否の判断をできるよう理解を求めたことを明らかにしました。

会談では伊藤会長が東京や大阪など8つの都道府県で緊急事態宣言が出されていて、今後の推移の見極めが困難な状況にあることや、先月協会が行った都道府県の予選会についての調査では、6割以上で延期や中止が検討され、公平・公正な選手選考ができないという意見が多数、寄せられていることも伝えたとしています。

そのうえで伊藤会長は「鹿児島県が長年にわたり準備されてきたことを重く受け止めている」と述べて、これまでの鹿児島県の取り組みに理解を示したということです。

今後、協会と鹿児島県、スポーツ庁、それに日本障がい者スポーツ協会の4者で協議を進め伊藤会長は来月中に開催可否の判断をできるよう知事に理解を求めたということです。