「９月入学」に関連して、学習期間を来年８月まで延長した場合、小学生から大学生まで家庭や本人が追加で負担する費用は合わせて３兆9000億円になるという試算を文部科学省がまとめました。

これは衆議院文部科学委員会で文部科学省の担当者が示したものです。

それによりますと「９月入学」に関連して、学習期間を来年８月まで、５か月間延長した場合について、小中学校や高校に通う子どものいる家庭では、学校教育や給食などにかかる費用負担が追加で２兆5000億円としています。

また大学生のいる家庭や学生本人は、授業料や生活にかかる費用負担が追加で１兆4000億円としていて、小学生から大学生まで家庭や本人が追加で負担する費用は合わせて３兆9000億円になるということです。