横浜市と相模原市は15日、３つの病院の入院患者など合わせて９人が、新型コロナウイルスに感染したことが新たに確認されたと発表しました。

横浜市によりますと、横浜市泉区にある「湘南泉病院」で60代から90代の入院患者３人が感染したということです。

この病院では50代の看護師の女性が感染したことを15日、県も発表していて、これまでにも看護師と入院患者が感染しているということです。

病院では新たな入院患者の受け入れと救急外来を休止しているということです。

また、いずれも横浜市緑区にある「牧野記念病院」で入院患者１人が感染したほか、「元気会横浜病院」でも介護職員１人の感染が確認されました。

15日、横浜市が発表した８人のうち、２人は感染経路がわかっていないということです。

一方、相模原市によりますと、市内に住むアルバイトの20代女性が感染したことが新たに確認されたということです。
軽症で、感染経路はわかっていないということです。

15日は県と川崎市などが１人の死亡と合わせて７人の新たな感染を発表していて、県内で発表された新たな感染者はこれで16人となっています。

ＮＨＫのまとめでは神奈川県内で発表された感染者はこれで1249人となり、このうち64人が死亡しています。