アフリカ全土で新型コロナウイルス感染確認

アフリカ全土で新型コロナウイルス感染確認
新型コロナウイルスの感染が世界で広がるなか、アフリカでは南部のレソトで1人の感染者が出て、これでアフリカ54か国すべてで感染が確認されました。
アフリカでは、エジプトでことし2月に初めて新型コロナウイルスの感染者が確認され、AU=アフリカ連合のまとめによりますと、これまでに7万3176人が感染し、2496人が亡くなっています。

アフリカでは唯一、南部の内陸国レソトで感染者が出ていませんでしたが、隣国の南アフリカやサウジアラビアから訪れた複数の人たちに検査を行った結果、13日に1人が感染していたことがわかりました。

これでアフリカの54か国すべてで感染が確認されたことになり、最初のケースから3か月ほどで全土に広がったかたちです。

アフリカではサハラ砂漠以南の国々を中心に医療体制がぜい弱で、感染への対策が十分にとられていないところが多いほか、感染の予防に効果的な手洗いに欠かせない安全な水が不足していることなど、深刻な課題を抱えています。

WHO=世界保健機関のアフリカ地域事務局は今月はじめ、アフリカの感染拡大について「全く対策がとられなければ最初の1年で、最大で19万人が死亡するおそれがある」として対策を急ぐよう呼びかけています。