ルネサスエレクトロニクス 滋賀工場閉鎖へ 光半導体から撤退

ルネサスエレクトロニクス 滋賀工場閉鎖へ 光半導体から撤退
半導体大手のルネサスエレクトロニクスは、通信設備向けの半導体などを生産する滋賀県の工場を、閉鎖することを明らかにしました。工場で働く従業員は配置転換で雇用を維持するとしています。
発表によりますと、ルネサスエレクトロニクスは海外メーカーとの激しい価格競争などで採算が見込めないとして、通信設備などで使用される光半導体と呼ばれる分野から撤退する方針を決めました。

これに伴って、生産を行う大津市にある滋賀工場は閉鎖するということです。

閉鎖の時期は取引先との協議が必要なため決まっていませんが、工場で働くおよそ350人の従業員は別の事業や工場に配置転換して、雇用を維持するとしています。

ルネサスエレクトロニクスは、ことし3月までの3か月間の決算は産業用の半導体などの販売が伸びたことで、最終損益が前の年の赤字から112億円の黒字に回復しました。

一方、新型コロナウイルスの影響で、主力の自動車向けの半導体などの需要の減少が見込まれていて、会社は必要に応じて生産調整を行うなど、コスト削減の対策を進める方針を明らかにしています。